Day 117:00– 17:20Main Stage
AIの先へ。シン工場とシン素材から日本を再起動するデザイン
生成AIが制作工程を置き換え、デザイン会社の経営にも不安が広がる今、デザイナーの役割はどこへ向かうのか。日本企業に残る「エクセル・バケツリレー」と意思決定の遅さを、行為のデザインとBPRの視点から読み解く。さらに、Factory Pride Associationの活動、開かれた工場づくり、世界を支える日本の素材技術を紹介。DXやソフトウェア領域で培った観察・構造化・体験設計の力を、工場と素材の価値創造へ広げ、日本のものづくりを再起動する可能性を提案する。

村田 智明
公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)理事長
大阪市立大学工学部応用物理学科卒。三洋電機デザインセンター退社後、1986 年ハーズ実験デザイン研究所を設立。現在はデザイン思考から企画デザイン開発をサポートするデザインシンクタンクとして活動。提唱する「行為のデザイン思考法」の SSFB 法や「感性価値ヘキサゴングラフ」など、論理的に解釈されてこなかった「デザイン思考」を分かりやすい実践的デザイン思考ワークショップメソッドに置き換えたため、多くの企業の開発業務で活用されている。プロダクトを中心に、G マーク金賞、DFA グランプリ、RED DOT BEST OF BEST、ジャーマンデザインアワード WINNER 賞、iF DESIGN AWARD GOLD、ソーシャルプロダクツアワード大賞、DIA SilverAward など国内外のデザインアワードで 220点を受賞。またオムロンの血圧計「スポットアーム」や Microsoft「Xbox360」を始めとする世界記録的な販売数を達成したデザイン経営手腕で、Newsweek の「世界が注目する日本の中小企業 100 社」に選定される。自ら運営するコンソーシアムブランドの先駆けとなった METAPHYS は、「行為のデザイン」に基づいて協賛企業のコアコンピタンスを活かし、技術のデザイン化から販売までを実践している。
Ask the Speaker17:30– 17:50(登壇後に登壇者と直接話せる枠)