Day 214:10– 14:30Main Stage
社会課題は、正しさだけでは変えられない。 公共空間の譲り合い・助け合いから考える、行動を促す仕組みのデザイン
障がいのある人の困りごとに対する解決策を考えても、実装するためにはコストや事業上の制約を乗り越えなければなりません。特に公共の場では、空間的に設備を増やすことが難しい場合もあります。その一つの解としての取り組んできたことが、周囲の人が自然に共助することで、社会環境を改善する方法。「本当は、譲り合い、助け合うほうがいいよね」そんな人が本来持っている気持ちを引き出し、自然と公益的な行動を促すデザインです。
しかし正しいことを伝えれば、人は動くとは限りません。人が自ら動く状況をどうデザインしたのか、試行錯誤を通じて考えてきたことをお話しします。

重浦 正俊
株式会社U'eyes Designシニアコンサルタント 技術専門職
北里大学卒業後、リハビリ・人間工学など、生体力学分野の計測システムの企画開発に従事。「障がいがあっても暮らしやすい社会をつくりたい」と考え、U’eyes Designに入社後、心理・行動科学を活用するUXデザインを基盤に、合理的配慮に関する研究開発、実証に携わる。主なプロジェクトに、鉄道駅におけるエレベーターの譲り合い、視覚障害者のホーム転落事故防止の見守り・声掛けに関する研究、多様な人が働きやすい職場環境の研究、家電のアクセシビリティ指標開発、空港のアクセシビリティ調査など。
Ask the Speaker14:50– 15:10(登壇後に登壇者と直接話せる枠)